Linuxで使えるグラフィックソフトを集めてみました。
Kill Photshopと言われるもうご存知のソフト。Windows版もありますし、解説書も何冊も出ています。MacOSXにも対応。PhotoShopを使っている人ならば、ほとんどの項目が既知であろう。解説を読まなくても使えるのでは。主な操作が右クリックでメニューを選択していく。PhotoShopのお値段とGimpとを比べたら、問題にならない。DTPのCMYKに対応していないぐらいか(Gimp-2.0から対応)。うん〜、あとは慣れの問題だけのような気がする。
オプションのパッケージとして、Gimp Print → Gutenprint、Gimpの印刷機能のプラグインである。
GIMPは名が通っているから、市販の解説書も多数出ている。
総合ディストップ環境のKDEのオフィスソフト「KOffice」の付属。
Macintoshの古典的グラフィックソフト MacPaint をモデルとしたもの。
MacPaintというと、かのビル・アトキンソンが作り出した画期的なお描きソフトであった訳ですが、そのソース・コードをApple が公開することを許可したそうです。今年(2005年)10 月ぐらいには公開される予定とのこと。これが、今後のペイントソフトの開発に役立つといいですね。(2005年9月16日)
Java画像処理プログラム。
フローチャート、組織図等を作成するのには、最適なグラフィックソフト。自動的にブロックを動かすとそれに連れて矢印がついていく機能がある。
統合オフィスソフトOpenOffice.orgに付属のソフト。現在(2005年9月)は1.1.4が正規の最新版であるが、もうまもなく2.0の正規ヴァージョンが登場する。なお、OpenOffice.org全般については、当サイトの「クローン戦争始まる - OpenOffice.org + StarSuite VS MS-Office」で取り上げています。
総合ディストップ環境のKDEのオフィスソフト「KOffice」に付属。
オリジナルでは、日本語文字を使えないが、以下のスクリプトを適用すると使えるようになる。その他、パスの操作拡張スクリプトもある。MacOSX版もあります。
Sketch スクリプト
単にソフトのダウンロードのみ。サイトはあるのでしょうか。
日本発のソフト。 ImageMagick と Gimp と連動して画像の閲覧編集を行う。ファイル名をダイレクトにインライン入力で変更できる。
端末からは「ee」で起動。右クリックすると、各メニューが表示される。edit windows で簡単な画像の編集ができるようになっている。画像の拡大・縮小、切り取り、色調調整等、簡単な画像の編集にはお手頃である。
Gimpと並ぶ代表的なグラフィックソフトです。 起動させる(display コマンド)と、マスコットの魔法使いのウィンドウが登場する。ディズニーワールドへお誘いか。そのウィンドウをクリックすると、メニューが別ウィンドウで表示される。
このソフトの特徴は、Display、Import等の各独立したコマンドで構成されているところにある。コマンドを使っての画像の編集作業である。以下に使用コマンド一群をあげると、
display | 画像の表示加工 | Import | 画像の取り込み、スクリーンショット |
Animate | 画像の連続表示・スライドショー | Montage | 画像の一覧表示・サムネイル作成 |
Convert | 画像のフォーマット変換・Gifアニメ | Mogrify | 画像を一括変換 |
Identify | 画像情報の表示 | Composite | 画像の合成 |
また90種類を超える画像フォーマットに対応し、ワイルドカードも利用できるから、画像フォーマットの一括変換には効果を発揮する。いわば、コマンドラインのGraphicConverterといったところでしょうか。
MacOSにも移植されている。
http://www.lazerware.com/imagemagick/
しかし、MacOSからMacOSXへの時代の流れでダウンロードが出来なくなった。
参考サイト: コマンドラインからのグラフィックス操作 -- convertコマンド操作の解説
日本発のソフト。タブ機能があるので、各ディレクトリ(フォルダ)単位の画像の切り替えがすぐにできる。またドラッグ&ドロップで画像の振り分けができる。これは便利です。各ディストリビューションの常用画像閲覧ソフトになってきました。
総合的に考えると、お薦めできる画像ビューアである。以前は、各ディストリビューションの常用画像閲覧ソフトになっていました。編集機能は、Gimp等を起動して行う。MacやWindowsのものと変わらず、これといった特徴がないところが物足りないとも言えるのであるが。と思いきや、ありました。便利な機能が。同一の画像や類似した画像を表示し、重複画像を選択削除できる機能です。あまり、お奨めの機能ではないですか?
日本発のソフト。
コンソール(ランレベル3)でも画像表示ができる。kernel-2.2から導入された「フレームバッファコンソール」機能で描画するらしい。X-Windows 上でもキーボード操作を基本としている。
*Linuxのフレームバッファについて:http://www.nk.rim.or.jp/~jun/linux/k22fb.html
日本発のソフト。かつて全盛を誇ったNECのPC9801シリーズ用として配布されているイメージデータを表示させる。「べたファイル」と呼ばれるグラフィックスVRAMの内容をそのままファイルにしたもの、簡易圧縮フォーマットLZ、GTI、ST4、STF、ZIM、KTY、QLD、MAKI、MAG等に対応。
デジタルカメラの画像を取り込み、編集。デジカメが今やカメラの代名詞になっているので、各ディストリビューションにもgPhoto2は付属しています。各メーカのドライバも豊富に取り込まれているので、認識率も高くなってきました。
日本発のソフト。ズーミングする写真集を作るツール。デジカメ写真から Flash を用いた Webページを作成する。 画像の編集ができるわけではないけれど、デジカメで撮った無愛想な写真の並びが個性を持ち出す。
デジタルカメラの歪曲補正ツール
CD-R/RWのラベル作成ソフト。
ラベル作成ソフト。
マンデルブロー集合とジュリア集合を統合した関数(頭が痛くなりそう!)によりフラクタル画像(コンピュータのお絵かき)を表示する。
オープンソースの3DCGソフト。開発していたNot a Numberが倒産したため、Blender財団がそれを買い取りオープンソース化した。 現在、Blender財団が買い取ったソースをビルドしたVer2.25(Not a Number倒産直前のバージョン)とGPLライセンスに準拠したバージョンが配布されている。
これも3DCGソフト。
3D地図を作成するソフト。上記のPOV-Ray レイトレーシンフソフトを利用してさらにリアルな地形図を作れる。
モーフィング画像の製作ソフト。あのジギル氏がハイドに変貌する画像です。